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お客様の喜びのため、挑戦を続ける新規事業のトップセールス役員

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理容師からITエンジニアに転職し、新規事業などのセールスを統括する渡邉博敬取締役。

「これからの時代はITだ」と感じてシーエスコミュニケーションに入社し、もっと楽しい仕事をしたいと独学でネットワークの技術や知識を学びながら成長をした結果、今では会社の軸となる存在として活躍しています。

渡邉取締役が新規事業のエッジネットワークにかける想いの源泉には、入社当初から変わらぬIT技術への強い興味関心がありました。

シーエスコミュニケーションの中心的な存在として、各拠点を飛び回っている渡邉取締役に、普段はあまり聞けない、仕事にかける想いや熱意などのお話を伺いました。


■新しいもの好きだからこそ感じた「世の中の変化の予感」

渡邉取締役は佐賀県に生まれ、若いうちから理容師として理髪店で勤務していました。しかし、散髪という仕事は流行はあるにしろ、根本的にはやることは「髪を切る」と決まっています。

「自分は年老いてもずっと同じ仕事をしているのだろうか?」と疑問が頭をよぎり、転職を考えるようになりました。


当時はパソコンが家庭に浸透し始め、インターネットが流行りだした頃だったので、渡邉取締役もパソコンに詳しい親戚に教えてもらいながら、オークションサイトで収入を得るなど、新しい技術を活用するようになりました。

もとから新しいものや、トレンドにも興味を持つことが多い渡邉取締役。

「この時に世の中の変化の予感があった」と、ITの仕事を目指すきっかけを振り返っていました。


IT企業の求人はまだ少ない時代でしたが、求人雑誌などで見つけた企業に片っ端から応募し、2社目に受けた会社がシーエスコミュニケーションでした。

他の企業ではスキルや経験を聞かれることが多かったのに、シーエスコミュニケーションでは人柄を問うような質問が多く、人間的な部分を見てくれる会社だと感じたそうです。

さらに翌日には合格の連絡があり、このように人間性を重視してくれる会社だったらやっていけるのではないかと、内定の承諾を決めたそうです。



■スケジュールが真っ白の日が一番心苦しかった

未経験からの入社だったため、知識はほとんどありませんでしたが、同じ福岡支社の先輩も、自分より半年入社が早いだけのいわば素人。

OJTで教えてもらっていても、簡単なことで悪戦苦闘している先輩の姿を目にし、普通なら不安に感じるところを、「これならすぐに追い越せる」と自信を感じるときもあったそうです。


福岡支社で働く中で多くの現場仕事を経験していましたが、スキルが高まるにつれ、もっと上流の仕事をしたいと思うようになりました。

しかし、当時の福岡支社は規模も小さかったため、上流の仕事があまり無く、自分たちで仕事を取ってくる必要がありました。

営業で仕事を取ってくるためには、取引先にちゃんと説明するための知識や技術スキルが求められます。

渡邉取締役はほとんど独学でIT技術に関する勉強をし、そこで学んだことを自分で獲得した案件で実践しながらスキルアップをしてきました。


「売上がなくても、社長はやらせてくれた」と当時を振り返っていましたが、そんななかで何よりも渡邉取締役がストレスに感じたのは、自分のスケジュールが真っ白の日でした。

社長が好きなようにやらせてくれているのに、何も売り上げに繋がるような動きができていない。

その事がとても心苦しく、毎日のスケジュールを埋めるためにがむしゃらに営業や作業を詰め込んでいく毎日だったといいます。



■ユーザーと一緒に作り上げていくサービスを目指して

そんな渡邉取締役は、長年にわたり既存事業の営業責任者として活躍していましたが、数年前よりシーエスコミュニケーションの新規事業である『エッジネットワーク』のセールス責任者を務めています。

もともと製品がなにであれ、自社で作ったものに関わりたいという思いが強く、新規事業の話が出た時には自分から積極的に参加を申し出ました。


『エッジネットワーク』の世の中への反響はとても大きく、可能性を感じる事業だということですが、何よりも直接お客様に対してサービス提供が出来ることが、渡邉取締役の想いにフィットしているようです。

「今までは二次商流では指をくわえてみていることしかできなかった」と語る通り、二次商流として、取引先を挟んでのサービス提供となっているため、直接お客様とやりとりする事は限られていました。

しかし、新規事業では課題を抱えている現場や、困っているお客様に直接喜んでもらえるため、より社会貢献をしていると感じるそうです。

なにより「お客様と一緒になってサービスを作っている感覚が強い」と語っていました。



■若手の挑戦をサポートしてあげられる先輩でありたい

そもそも渡邉取締役がITの道を選んだのは「ITって面白そう!」という気持ちが強かったそうですが、自社の若手に対してはその気持をもっとぶつけて欲しいと感じるようです。

思うことがあっても隠していたり、トレンドやリソースを気にして発言が出来なかったり、簡単に反対意見にねじ伏せられてしまったりと、言いたいことが言えない人が多くなってしまっていると渡邉取締役は感じています。


かつての自分がそうだったように、積極的にやりたい事やチャレンジの提案をガンガンしてくれる人がチームにいても良いのではないか。

もっと「この技術に挑戦してみたいからこの仕事を取ります」「やったことがない新しい技術だからこそ、やってみたい」という声を若手から聞きたい。

そして、部下が挑戦したいと思うのなら、自分に挑戦することを許してくれた社長と同じよう様に、全面的にサポートしてあげたいと思っているそうです。



■研究者であってはいけない、人に満足してもらわないといけない

シーエスコミュニケーションはチャレンジする土壌があるのだから、チャレンジしたい人にはちょうどいい環境ですが、結局はサービス業であることを忘れてはいけないといいます。

サービスを提供してお金を頂くためには、人に満足してもらわないといけないのです。

「我々のビジネス的にはそちらが本質。研究者であってはいけない。IT技術をお客様に使ってもらうためにビジネスがある。それこそがシーエスコミュニケーションが持つ大切な感覚であり、魅力である」と渡邉取締役は語ってくれました。


「昔現場でお客様に感謝されたことを、今でも覚えているくらいだから、よっぽど嬉しかったのだと思う」と言うように、自身もお客様と直接関わる立場として、より直接お客様からの感謝の言葉を頂けるような動きをしていきたい。

入社当初から変わらぬ想いが、今も渡邉取締役の挑戦する心を支えているのでした。

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