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「ITエンジニア」でググると「きつい」ってでてくるけど、楽しいことはないのか!?

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こんにちは、元バンドマンで現在はIT企業で人事広報を担当している兵永です。

「ITエンジニア」というキーワードでググると、上位の方に「ITエンジニア きつい」「ITエンジニア つらい」というサジェストがでてきます。

それだけ世の中ではITエンジニアはきついのだと思っている人が多いということなのだと思います。

しかし、ITエンジニアの仕事だって楽しいことや嬉しいことがきっとあるはずです。

今回は私が感じたITエンジニアの楽しさや、身近なITエンジニアに聞いたITエンジニアの仕事の楽しい事についてお話します。

・ITエンジニアは何がきついのか

仕事が楽しくて仕方がない!という人も世の中にはいますし、自分でやりがいを見つけて働いている方もいます。

 

しかし、一般的に仕事は大変なものと言われますし、人がやらないことをやるからこそ価値が生まれ、対価が発生するという考え方もわかります。

 

「やりたくないけどお金のために仕方なく」という考えで仕事をしている方もいるので、ITエンジニアに限った話では無いと思います。

 

どんな事が「きつい」と言われているのか、調べてみると以下のような事でした。

 

・業務量が多い

・常に納期に追われる

・残業や休日出勤が多い

・自己学習が必要

・給料が低い

・評価されない

・チームワークが求められる

・やりたいことと違う

 

上記以外にも探せばどんどん出てくるので、実際につらいと思って働いている方も多くいるのでしょう。詳しく知りたい方はWebで検索してみてください。

 

中にはITエンジニアに限った話では無かったり、自分次第で解決できる部分もあるように思いますが、きつい理由となっていることは間違いありません。

 

私の周りでは「わりと働きやすい」というITエンジニアはいても、「ラクして稼げている」という方は一人もいませんでした。

 

少なくとも、自分の好きなことができて、自分が好きなように働けて、自分が求めるだけの収入を得られる夢の仕事・・・という訳にはいきませんよね、やっぱり。

 

これからITエンジニアに転職を考える人は、こういう思いを持ちながら働いている人もいるという事を頭に置きながら自分のキャリアを考えてみる事も必要だと思います。



・仕事の中で見つける楽しみ

一方でITエンジニアが感じる「楽しい」についてもちゃんと調べてみましょう。

 

・システムが想定通りに動いた

・自分のスキルアップを感じることができた

・最新技術に触れる事ができた

・ユーザーから感謝の言葉を貰えた

・チームで協力してプロジェクトを完了できた

 

楽しいと思うことも、ITエンジニアに限らないものもありますが、システムが想定通りに動いたというのはITエンジニアらしい楽しさだと思います。

 

PCや機械を相手にしていると、基本的にはうまく行かない場合にはこちら側に問題があることがほとんどです。

 

うまくいかない原因を見極めて改善を検討した結果、当初の予定通りに動くようになると達成感に満たされます。

 

知識や経験が身についてくると、今までできなかったことができるようになり、仕事の中でダイレクトに成長を感じる瞬間も非常に気持ちが良いものです。

 

私がエンジニアをやってた時に一番感じたのは、やはりユーザーから直接感謝の言葉を頂いたり、自分の仕事が世の中の役に立っているのだと実感したときでした。

 

「やりがい」という言葉を安易に使いたくないのですが、自分の仕事を誇らしく感じ、この仕事をしていてよかったなと感じる瞬間でした。

 

しかし、言葉にして人に伝える事は難しく、いくら他の人の体験談を読んだり、先輩から話を聞いても、こればっかりは実際に経験しないと実感することができない感情だと思います。

 

私は先日、年の離れた若者から「この前の案件で世の中の役に立ってると感じました」という話を聞いて、自分のことのように嬉しく思いました。

 

何よりも、そこに自分で気づけたということにその方の成長を感じ、一皮むけたような印象を受けます。

・楽しむための心構えも必要

シーエスコミュニケーションのITエンジニアに「楽しかったこと」を聞いてみたら、「出張の時にその土地の美味しいものを食べれた」という話がでてきました。

 

案件によっては遠方に出張することもあるため、普段行かないような場所の食べ物や文化を楽しむようなタイミングもあったようです。

 

直接的な仕事の楽しさでは無いかもしれませんが、仕事をきっかけに広がる楽しさもあるようです。

 

他には「自分じゃ買えないような最新機器や最近技術を案件で扱えた」という事が楽しかったという声もありました。

 

企業向けのネットワークの機器は数十万〜数百万円くらいのものも多く、中には数億円もするようなものもあります。

 

そのようなものを案件で自分が扱うことができることは、エンジニアにとって楽しいと感じるポイントのようです。

 

また、AIなどの新しい技術に関わるメンバーは、新しいAIの活用方法を企画提案から考える事が楽しいという意見もありました。

 

ITに関する興味関心が、喜びや感動につながっているのでしょう。



冒頭にも話したように、仕事をしてお金を稼ぐということは大抵の場合大変な思いや体力気力の消耗を伴います。

 

逆にこちらがお金を払えば、「楽しい」を提供してくれるところは世の中にサービスとしてたくさんあるので、仕事に「楽しい」を求めること自体、なんか違うんじゃないかって気もします。

 

しかし、仕事をする中で自分で「楽しい」を見つけられたり、本気で取り組むからこそ生まれる充実感があるのは事実です。

 

「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなすものは 心なりけり」とは幕末の志士、高杉晋作の辞世の句です。

 

自分と自分の心の在りよう次第で、最高に楽しいITエンジニアライフを送ることだって可能だと私は思います。

 

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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