IT業界未経験者が活躍中!「導入展開」ってどんな仕事?

そして、その多くが「導入展開」の仕事からキャリアをスタートさせ、日々成長しています。
あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、「導入展開」には未経験者がIT業界への第一歩を踏み出しやすい理由が数多くあります。
もちろん、今の現代社会を支える重要なITエンジニアの仕事の一つで、誰にとっても身近に感じられるものなんです。
今回は、「導入展開」とはどのような仕事なのか、なぜ未経験者でも活躍しやすいのか、そしてその先にどのようなキャリアが広がっているのかを解説します。

導入展開=機器の設置設定に関わる仕事!
導入展開とは、とても簡単に言えば、IT機器の設置や設定を行う仕事です。
企業や学校、官公庁などで使用するPCやタブレット、スマートフォンといったIT機器を、利用者がすぐに使える状態にして届けることが目的です。
例えば、学校のパソコン教室を思い浮かべてみてください。
今まで使っていたPCが古くなってきたので、最新のPC100台を新たに導入するとします。
しかし、PCは買って箱から出しただけでは授業に利用できません。
・机へPCを設置
・Windowsの初期設定
・利用者アカウントの作成
・授業で使用するソフトウェアのインストール
・インターネット接続の設定
・プリンターとの接続
・動作確認
など、様々な準備が必要になります。
さらに100台すべてが同じ設定になっていなければ、授業中にトラブルが発生する原因にもなります。
そのような設定や設置作業を、ITのプロとして学校の要望に沿って代行するのが導入展開の仕事です。
また、導入展開が必要なのはPCだけではありません。
例えば、全国に店舗を展開している飲食チェーンや小売チェーンで、新しいレジシステムを導入する場合も導入展開の仕事が発生します。
お店にあるレジは、単にお金を計算するだけの機械ではありません。
商品の売上を管理したり、キャッシュレス決済に対応したり、本部とデータを連携したりするなど、店舗運営に欠かせないシステムとなっています。
こうしたレジシステムを各店舗で利用できるようにするためには、
・レジ端末の設置
・ネットワーク接続
・決済端末との連携
・商品データの設定
・動作確認
などの作業が必要です。
もし全国に100店舗あるチェーン店でレジを入れ替えるとなれば、100店舗すべてで同じ品質の設定を行わなければなりません。
導入展開は、このような大規模なIT機器の入れ替えや展開を支える仕事でもあるのです。
そのため、ITエンジニアというとデスクに向かって作業するイメージを持たれがちですが、導入展開では現場へ足を運び、自ら手を動かして作業する場面も少なくありません。
時には出張して遠くの現場に行ったり、協力会社に仕事を依頼することもあります。
利用者から見れば、パソコンが使えることも、レジが動くことも当たり前ですが、その当たり前の裏側では、多くの導入展開エンジニアが活躍しています。
圧倒的にIT未経験者に向いている理由3つ
ここまで読んで、「ITエンジニアの仕事なのに、なぜ未経験者でも挑戦しやすいのだろう?」と感じた方もいるかもしれません。
もちろん、導入展開もお客様の業務を支える重要な仕事です。
責任もありますし、専門知識がまったく不要というわけではありません。
それでも、当社で多くの未経験者が導入展開からキャリアをスタートしているのには理由があります。
① 身近な機器を扱うことが多い
導入展開で扱う機器の多くは、PCやタブレット、スマートフォン、レジシステムなど、普段の生活でも目にするものです。
もちろん業務用の設定や知識は必要ですが、「何をしているのかまったく分からない」という状態になりにくいのが特徴です。
例えば、ネットワーク機器やサーバーを初めて見たときは、何のための機械なのかイメージすることすら難しいかもしれません。
プログラミング言語にしても理解するまでは勉強が必要ですし、習得には時間がかかります。
一方でPCであれば、多くの人が日常的に利用しているため、仕事の内容を理解しやすいというメリットがあります。
② 手順書やマニュアルが整備されていることが多い
導入展開の現場では、多くの場合、作業手順書やマニュアル、チェックシートが用意されています。
例えば、
・どの順番で設定を行うのか
・どのソフトウェアをインストールするのか
・どの項目を確認するのか
・うまくいかない場合はどうしたらいいのか
などが明確になっています。
場合によっては、PC画面の画像付きで手順を教えてくれる取扱説明書のような手順書が用意されていることもあります。
もちろん、ただ手順通りに進めるだけではありません。
なぜその設定が必要なのかを理解しようとする姿勢が成長のカギです。
しかし最初からすべての知識を持っている必要はありません。
まずは正確な作業と的確な報連相を積み重ねることで、知識や経験を積み重ねていくことができます。
③ チームで仕事を進めることが多い
導入展開は、一人で完結する仕事ではありません。
学校のパソコン教室の入れ替えや、全国チェーン店舗のレジシステム展開など、大規模な案件では複数人のチームで対応することが一般的です。
分からないことがあれば先輩に相談できますし、実際の作業を見ながら学ぶ機会も多くあります。
そのため、未経験者でも周囲のサポートを受けながら成長しやすい環境があります。
ただし、「楽な仕事」という意味ではない
ここまで読むと、「導入展開は簡単そうだな」と感じるかもしれません。
事実、案件によってはアルバイトに作業を依頼するようなケースもあります。
しかしお客様から依頼された業務である以上、
・決められた納期を守る
・大量の機器を正確に設定する
・お客様先で作業を行う
・お客様の資産である機器を扱う
・トラブルが発生した際には対応する
・お客様にはプロフェッショナルとして対応する
といった責任も伴います。
また、現場によっては機器の搬入や設置作業など、体を動かす場面もあります。
ITエンジニアというとデスクワーク中心のイメージを持たれがちですが、導入展開は頭だけでなく手も足も使う仕事です。
指定の時間までに遠くの現場へ向かう事もあれば、お客様の都合などで作業できる時間があらかじめ決まっている場合もあります。
時には土日や休日に作業を実施することもあります。
決して楽な仕事ではありませんが、他のIT業界の仕事と比べると、深い知識が無くとも業務に参加するチャンスが多くあります。
だからこそ、未経験からでも挑戦しやすく、実践を通じてITエンジニアとしての基礎を身につけることができるのです。
こんな人が導入展開で評価されています
導入展開の仕事に特別な資格は必要ありません。
実際に当社でも、異業種から転職してきた社員や文系出身の若手社員が数多く活躍しています。
その中でも、特に活躍している社員に共通する特徴があります。
まず一つ目は、効率を考えながら行動できることです。
導入展開では、数十台から数百台、多い場合には数千台規模の機器を設定することがあります。
そのため、目の前の作業をこなすだけではなく、「もっと効率よく進める方法はないか」「ミスを減らしながら品質を維持するにはどうしたらよいか」と考えられる人ほど成長が早い傾向があります。
ただ言われたことだけをやるだけでなく、自分で考えて動くということが求められます。
二つ目は、コミュニケーション能力です。
ITエンジニアというとパソコンに向かって作業するイメージを持たれがちですが、導入展開ではお客様や利用者、チームメンバーとのやり取りが欠かせません。
作業内容の説明や進捗報告、トラブル発生時の連携など、人と関わる場面は想像以上に多くあります。
そのため、相手の話を聞き、自分の考えを分かりやすく伝えられる人は現場でも信頼されやすくなります。
自社の先輩や上司だけでなく、お客様や協力会社の方など、相手に合わせたコミュニケーションができる方や、ホスピタリティを意識できる方が特に評価されています。
そして三つ目は、周囲を巻き込みながら仕事を進められることです。
リーダーシップと言い換えてもいいかもしれません。
導入展開の現場では、案件の規模によって複数人のチームで作業を行います。
そのため、経験を積むと単に作業を行うだけでなく、メンバーへの指示出しや進捗管理を任されることもあります。
当社でも、入社から数ヶ月で現場リーダーとして活躍している社員は少なくありません。
もちろん最初から高いマネジメント能力が求められるわけではありません。
しかし、「自分の作業が終わればそれでいい」ではなく、「現場全体をスムーズに進めるにはどうしたらよいか」を考えられる人は、早い段階で活躍の場が広がっていきます。
導入展開は、PCの設定作業だけを行う仕事ではありません。効率を考え、人と協力し、時にはチームをまとめながらプロジェクトを進めていく仕事です。
ITスキルよりも社会人としての意識やスキルが求められるので、他業種で積んだ経験を活かすことができるのです。
また、導入展開は体力仕事のイメージを持たれることがありますが、性別による向き不向きはほとんどなく、近年は女性のエンジニアも活躍しています。
導入展開から広がる次のキャリアの選択肢
導入展開は、IT業界未経験者が挑戦しやすい仕事である一方で、その先に様々なキャリアの選択肢が広がっている仕事でもあります。
導入展開の現場では、PCやタブレットの設定だけでなく、ネットワークやアカウント管理、セキュリティ設定、各種ソフトウェアの導入など、幅広いIT技術に触れる機会があります。
また、お客様とのやり取りやチームでの作業を通じて、コミュニケーション能力やプロジェクト推進力も身につきます。
こうした経験は、特定の分野だけでなく様々なキャリアにつながります。
例えば、システムを安定して利用できるよう支える運用エンジニアや保守エンジニアとして活躍する人もいます。
サーバーやネットワークの構築を行うインフラエンジニアへステップアップする人もいますし、チームをまとめる現場リーダーやプロジェクトリーダーとして活躍する道もあります。
また、導入展開の仕事を続けながら専門性を高め、大規模案件の管理や設計に携わるケースもあります。
実際に当社でも、導入展開からキャリアをスタートし、上記のようなさまざまな分野で活躍している社員がいます。
IT業界には多くの職種がありますが、入社時から自分に合ったキャリアを明確に描けている人はそれほど多くありません。
だからこそ、まずは導入展開の現場で経験を積み、自分の得意なことや興味のある分野を見つけながら進んでいけることも、この仕事の魅力の一つです。
「IT業界に興味はあるけれど、自分に何が向いているのか分からない」
そんな方にとって、導入展開はITエンジニアとしての第一歩であると同時に、将来の可能性を広げる入口にもなるのです。
シーエスコミュニケーションの導入展開へのこだわり
シーエスコミュニケーションでは、導入展開の仕事を単なる機器の設置や設定作業で終わらせることはありません。
例えば、お客様先でPCの入れ替え作業を行う際には、機器を設置して動作確認を行えば業務としては完了できるかもしれません。
しかし私たちは、その先にいる利用者のことまで考えながら作業を行っています。
長年蓄積されたホコリを清掃したり、絡まった配線を整理したり、利用者が使いやすいようケーブルの取り回しを工夫したりすることもあります。
もちろん、これらはPCの設定とは直接関係のない作業です。
それでも、お客様が実際に利用する環境をより快適にし、「お願いして良かった」と感じていただくことも導入展開エンジニアの大切な役割だと考えています。
IT機器は、導入することが目的ではありません。
その先で働く人が快適に利用できて初めて価値が生まれます。
だからこそ当社では、技術的な作業だけでなく、お客様の立場に立って考える姿勢も大切にしています。
こうした経験を積むことで、単に機器を扱うだけではない、お客様に寄り添えるエンジニアへと成長していくことができるのです。
こうした姿勢を評価いただき、当社は約30年にわたり、多くの大手企業から導入展開業務をお任せいただいています。
もし、導入展開のお仕事に興味をお持ち頂けましたら、シーエスコミュニケーションの求人にぜひご応募下さい。
当社の先輩方と同じように、ITエンジニアへの第一歩をここから踏み出す方が増えてくれたら嬉しく思います。





